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カップボードのオーダー|河口家具製作所

カップボードのオーダー|河口家具製作所

キッチンボード

新しいキッチンに既製品の収納を置いてみたら、なぜか右側に5cmの隙間が残った。色も、床のトーンと微妙にずれている。そんな違和感を抱えたまま使い続けている方は、少なくないでしょう。

想像してみてください。注文住宅を建てたばかりの40代のご夫婦、ここでは「田中さんご夫婦」と呼ばせていただきます。間取りからこだわって設計した家のキッチン。冷蔵庫の横にちょうど収まる収納がほしくて、家電量販店や通販で既製品を探しました。けれど幅が3cm足りなかったり、逆に大きすぎて壁にぴったり付かなかったり。高さも中途半端で、上に飾った観葉植物が天井近くで宙ぶらりんに見える。「この家のために選んだはずなのに」と、田中さんはため息をついています。

結論を先にお伝えしましょう。既製品でサイズや色がどうしても合わないなら、オーダー・セミオーダーという選び方があります。寸法・色・素材をキッチンに合わせて決められる仕組みです。福岡県大川市で1959年から家具をつくる河口家具製作所も、自社の工場でこの受注生産に対応してきました。本稿で扱うのは、既製品との違い、採寸から納品までの流れ、決めるべき項目、そして失敗しないコツ。暮らしの情景とあわせて整理していきます。

まずは自由に寸法を選べるカウンターがどんなものか、キッチンカウンター一覧で実際の受注生産タイプを眺めてみるところから、田中さんと一緒に検討を始めてみましょう。

オーダー・セミオーダーカップボードとは

オーダー・セミオーダーカップボードとは、サイズ・色・素材・収納構成などを選んで注文する、受注生産のキッチン収納家具です。

既製品はあらかじめ決まった寸法と仕様でつくられ、在庫から届きます。一方でオーダーは、間口や用途に合わせて一から仕様を組み立てていく方法です。その中間にあるのがセミオーダーです。基本の型を保ちながら、サイズの段階や色、タイプ(引き出し中心かダスト収納付きか、など)を選べる仕組みになっています。

田中さんご夫婦のように「あと数cm」が合わない悩みは、セミオーダーで解消できる場合が多いものです。フルオーダーほど自由度は高くないぶん、価格と納期が読みやすい方式です。はじめてオーダーを検討する方にとって、入りやすい選択肢でしょう。

そもそもカップボード・キッチンボード・食器棚は何が違うのか、用語そのものを整理しておきたい方は、カップボード・キッチンボード・食器棚の違いと選び方|何が違うのか職人がわかりやすく解説を先にご覧ください。言葉の地図を持っておくと、オーダーの相談もスムーズになります。

オーダーとセミオーダーの違い図解を解説した図解(カップボードオーダー)
オーダーとセミオーダーの違い図解を解説した図解(カップボードオーダー)

既製品との違いは「採寸の自由度・色と素材・納期・価格」の4つ

既製品とオーダー・セミオーダーの違いは、採寸の自由度・色と素材の選択・納期・価格の4点に整理できます。

一番の違いは採寸の自由度です。既製品は10cm刻み程度でサイズが決まっていることが多く、田中さんの「あと3cm欲しい」という願いには応えきれません。セミオーダーなら間口に合わせて幅を選べるため、冷蔵庫横のすき間や、壁から壁までのスペースをきれいに収められます。たった3cmの違いでも、扉を開けたときの当たり具合や、見た目の収まりは大きく変わってくるものです。

色と素材の選択肢も広がります。既製品は人気色を中心に展開されますが、オーダーでは床の木目や壁紙のトーンに合わせて色を選べる場合があります。淡色グレージュやトープのように、空間に溶け込む色を選びたい田中さんのようなご夫婦には、ここが効いてくるでしょう。

納期と価格は、既製品と異なる点として正直にお伝えしておきます。受注生産は注文を受けてから工場でつくり始めるため、在庫品のようにすぐには届きません。価格も、量販の既製品と比べれば上がります。ただ、その分だけ「この家のための一台」に近づく。20年使う前提で考えれば、最初に合わせ込んでおく価値は大きいと感じます。

河口家具のオーダー・セミオーダーの仕組み

河口家具製作所のオーダー・セミオーダーは、受注生産の仕組みです。福岡県大川市の自社工場で、設計から製造・塗装・出荷までを一貫して行います。

河口家具製作所は1959年に大川市で創業し、家具づくりを続けてきました。設計・製造・塗装・出荷までを自社のフルライン工場で完結できる体制が、オーダー対応の土台になっています。木地を起こす工程も、色を決める塗装の工程も、同じ工場の中で職人同士が顔を合わせて進める。だからこそ「この色をもう少し落ち着かせたい」といった調整が、現場の感覚で詰めていけるのです。

セミオーダーのキッチンカウンターは、受注生産で仕上がりまで約60日を目安としています。長く感じる方もいらっしゃるでしょう。ただ、その約60日は、職人が一つひとつの工程を確認しながら進める時間でもあります。新築やリフォームの引き渡しに合わせて発注する。すると家ができあがった頃に、ちょうど収納も届くというスケジュールが組めます。自社生産品には3年保証を設定しており、購入後に脚部や扉の不具合があれば、自社工場で部材を交換・修理して対応します。

産地と販売元の信頼性まで踏み込んで確認したい方は、国産・日本製カップボードの選び方|大川家具メーカーが教える品質基準と長く使うための判断軸で、自社工場で一貫製造する国産メーカーの品質基準を確認してください。

同じ受注生産の仕組みは、キッチン収納だけでなくダイニングテーブルでも動いています。同一メーカーのオーダーがどう進むかを別の家具で見たい方は、ダイニングテーブルのオーダーとは?セミオーダーの仕組みと選び方を解説もあわせてご覧ください。家具が違っても、職人が現場で詰めていく姿勢は変わりません。

田中さんご夫婦が「自分たちのキッチンに合う一台」を探すなら、受注生産のラインナップを見てみるのが近道でしょう。キッチンカウンター一覧でセミオーダー対応モデルを確認すると、サイズと仕様の組み合わせのイメージがつかめます。

受注の流れ図解を解説した図解(カップボードオーダー)
受注の流れ図解を解説した図解(カップボードオーダー)

オーダー時に決める5項目

オーダー・セミオーダーで決める項目は、寸法・色・天板素材・収納構成・取手の5つに整理できます。

最初に決めるのは寸法です。幅・奥行・高さの3つを、キッチンの間口と動線に合わせて決めます。幅は冷蔵庫や壁との関係で、奥行は通路の広さで、高さは天井や吊り戸棚との余白で決まっていく。ここがオーダーの肝になる部分でしょう。一般的な120cmや180cmで何ができるかを先に把握しておきたい方は、カップボードのサイズ選び|120/140/160/180cmの実例で家のキッチンに合う1台を見つけるをご覧ください。基準サイズを知ってから、自宅の数字に寄せていくと迷いが減ります。

次に色です。床のフローリング、壁紙、キッチン本体の面材。この3つとの関係で色を選びます。田中さんご夫婦の家のように淡いトーンでまとめたいなら、グレージュやトープのような中間色が空間に馴染みやすいでしょう。

3つめは天板素材です。河口家具製作所では、汚れや傷に配慮したメラミン系の天板を採用するシリーズがあります。毎日コーヒーを淹れ、配膳の途中で物を置く場所だからこそ、お手入れのしやすさで選ぶ方が多いものです。なお、熱い鍋を直接置けるかどうかといった耐熱・耐荷重の詳細は、商品ごとに異なります。各商品ページの仕様でご確認ください。

4つめは収納構成です。引き出し中心にするか、観音扉やダストワゴンを組み込むか。出し入れの動線と収納したい物の量で変わってきます。引き出し・観音・ソフトクローズといった機構ごとの使い勝手を詳しく比較したい方は、キッチンカウンターは引き出し・観音・ソフトクローズで使い勝手が決まる|機能で選ぶ家事動線設計を参考にしてください。

最後が取手です。取手の有無や形は、見た目の印象を大きく左右します。フラットなプッシュ式にすればすっきりと、彫り込みの取手にすれば手がかりがはっきりする。小さな部品ですが、毎日触れる場所だからこそ、暮らしの心地よさに直結します。

採寸ポイント図解を解説した図解(カップボードオーダー)
採寸ポイント図解を解説した図解(カップボードオーダー)

失敗しないオーダーのコツ

オーダーで後悔しないためのコツは、3点に集約されます。採寸を丁寧に行うこと、搬入経路を確認すること、既存の家具と色を合わせることです。

採寸は、メジャー一本で済ませず、複数箇所を測るのがコツです。壁は見た目では真っ直ぐでも、上下で数mmずれていることがあります。幅は上・中・下の3か所を測り、いちばん狭い数字を基準にする。床がわずかに傾いている家もありますから、高さも左右で確認しておくと安心でしょう。田中さんご夫婦も、設計図の数字だけを信じず、実際にメジャーを当てて初めて気づくずれがありました。

搬入経路の確認も忘れがちな落とし穴です。完成品の幅が収まる場所でも、玄関・廊下・階段の曲がり角を通らなければ、そもそも家に入りません。大型のカウンターを検討するなら、いちばん狭い通過点の幅と高さを測っておきましょう。分割搬入に対応できるかどうかも、相談時に確認しておくと安心です。

色合わせは、サンプルで実物を見てから決めるのが鉄則です。カタログの写真と、自宅の照明の下で見る色は、印象が変わることがあります。既存のキッチンや床、壁との相性で迷う場合は、おしゃれなカップボードのコーディネート実例|キッチンに馴染む色・素材・配置のコツのコーディネートパターンを参考にしてください。色の組み合わせの引き出しが増えると、最後の一歩を踏み出しやすくなります。

オーダー実例とセミオーダー商品

ここでは、河口家具製作所のセミオーダーキッチンカウンターを、サイズ別に紹介します。いずれも大川市の自社工場で受注生産する、日本製の一台です。

田中さんご夫婦の場合を想像してみてください。冷蔵庫の横に残った中途半端なスペースは、間口にして約180cm。既製品では右に5cmの隙間が出ていた場所です。ここにセミオーダーの178cmタイプを合わせると、隙間が消え、壁から壁まで一続きの収納面になりました。朝、二人並んでコーヒーを淹れても動線がぶつからない。「最初からこの家のためにつくられたみたい」と、奥さまが天板に手を置いて笑う。そんな収まりが、セミオーダーで実現できる景色です。

【セミオーダー】キッチンカウンター【178cm】は、価格が仕様により¥254,430〜¥294,360。ダストタイプと引出タイプから選べ、受注生産で仕上がりまで約60日が目安です。178cmという基準サイズは、戸建てやマンションのキッチン背面に合わせやすい寸法です。はじめてのセミオーダーにも選びやすいモデルでしょう。

もう少し広い間口には、【セミオーダー】キッチンカウンター【236cm】があります。価格は¥339,790〜¥379,720。家電をまとめて置きたい、食器の量が多いといったご家庭で、収納面をたっぷり確保したいときに合わせやすいサイズです。

壁一面を収納にしたい大型のキッチンには、【セミオーダー】キッチンカウンター【296cm】。価格は¥385,330〜¥425,260で、こちらもダストタイプと引出タイプ、受注約60日の仕組みは共通です。約3mの収納面は、リビングから見える壁面を一つの家具で整える存在感があります。

3サイズに共通するのは、自社工場の受注生産で、サイズの段階・タイプ・仕様を自分のキッチンに寄せていける点でしょう。価格は仕様によって幅がありますので、最終的な金額は各商品ページでご確認いただけます。

田中さんご夫婦のように「この家のための一台」を探している方は、価格・仕様・受注スケジュールを見比べてみるのがおすすめ。キッチンカウンター一覧でセミオーダーモデルの価格と仕様を確認するか、主力のセミオーダーキッチンカウンター178cmのダスト・引出タイプを見る、大型を検討中ならセミオーダーキッチンカウンター296cmの仕様を見るところから検討を進めてみてください。価格は178cmで¥254,430〜、236cmで¥339,790〜、296cmで¥385,330〜。いずれも自社工場の受注生産で仕上がりまで約60日、購入後は3年保証で部材の交換・修理に対応します。

セミオーダー設置事例の構成図解を解説した図解(カップボードオーダー)
セミオーダー設置事例の構成図解を解説した図解(カップボードオーダー)

よくある質問

オーダーカップボードとセミオーダーカップボードはどう違いますか?

オーダーは寸法・色・素材・収納構成などを一から組み立てる方法で、自由度が高いぶん価格と納期も大きくなりやすいです。セミオーダーは基本の型を保ちながら、サイズの段階・色・タイプ(引き出しやダスト収納など)を選ぶ方法です。価格と納期が読みやすいのが特徴でしょう。はじめてオーダーを検討する方には、セミオーダーが入りやすい選択肢でしょう。

セミオーダーのキッチンカウンターは納期がどのくらいかかりますか?

河口家具製作所のセミオーダーキッチンカウンターは、受注生産で仕上がりまで約60日を目安としています。注文を受けてから自社工場で製作するため、在庫品のようにすぐには届きません。新築やリフォームの引き渡し日が決まっている方は、その日から逆算して余裕をもって発注を。ちょうどよいタイミングで受け取れます。

オーダーカップボードは注文後にサイズや仕様を修正できますか?

受注生産のため、製作工程に入ったあとの大幅な変更は難しくなるでしょう。だからこそ重要になるのが、注文前の採寸と仕様確認です。幅・奥行・高さや収納構成は、発注前にしっかり詰めておくのがおすすめ。仕様変更の可否やタイミングについては、注文前に各商品ページや問い合わせで確認しておくと安心でしょう。

オーダー・セミオーダーのカップボードに保証はつきますか?

河口家具製作所では自社生産品に3年保証を設定しています。セミオーダーキッチンカウンターも自社工場で製造する対象です。保証期間内に脚部・扉・引き出しなどへ不具合があった場合は、自社工場で部材を交換・修理して対応します。長く使う前提の家具だからこそ、購入後の対応体制まで含めてお選びいただけるでしょう。

既製品とオーダーでは価格はどのくらい変わりますか?

量販の既製品と比べると、受注生産のオーダー・セミオーダーは価格が上がります。河口家具製作所のセミオーダーキッチンカウンターは、178cmで¥254,430〜¥294,360が目安です。236cmで¥339,790〜¥379,720、296cmで¥385,330〜¥425,260となります。サイズと仕様で幅がありますので、最終金額は各商品ページでご確認ください。隙間なく収まる満足度や3年保証を含めて、長く使う価値で判断していただければと思います。

採寸は自分でしても大丈夫ですか?搬入経路はどう確認すればよいですか?

採寸はご自身でも可能ですが、幅は上・中・下の3か所を測り、いちばん狭い数字を基準にすると安心です。床の傾きを考えて、高さも左右で確認しておきましょう。搬入経路は、玄関・廊下・曲がり角・階段など、いちばん狭い通過点の幅と高さを測っておくことが大切です。大型サイズを検討する場合は、分割搬入に対応できるかも事前に確認しておくとよいでしょう。

セミオーダーのカップボードはキャンセルできますか?

受注生産は注文を受けてから製作を始めるため、製作開始後のキャンセルには制約があるのが一般的です。キャンセルの可否や条件は、商品やタイミングによって異なります。注文前に各商品ページの記載や問い合わせで確認しておくとよいでしょう。発注前の採寸・仕様確認を丁寧に行うこと。これが、結果的にキャンセルを避ける近道になります。

まとめ|「この家のための一台」を、自社工場のオーダーで

オーダー・セミオーダーカップボードの要点を振り返ります。決めるのは寸法・色・天板素材・収納構成・取手の5項目。流れは採寸から相談・見積、仕様決定、約60日の製作を経て納品・設置へ。失敗しないコツは、採寸を複数箇所で行うこと、搬入経路を確認すること、サンプルで色を合わせること。この3点を押さえれば、購入後に「思っていたのと違った」となるリスクを大きく下げられます。

田中さんご夫婦のキッチンを、もう一度思い浮かべてみてください。既製品で5cmの隙間が残っていた壁面に、セミオーダーのカウンターがぴったり収まる。朝の光が淡いグレージュの天板に反射して、二人並んでコーヒーを淹れても動線がぶつからない。何年か経って、天板に小さな使い込みの跡が増えても、自社工場の3年保証と修理対応が、その一台を長く支えます。注文住宅のために選んだ家だからこそ、収納もこの家のためにつくる。そういう選び方が、オーダー・セミオーダーにはあります。

サイズ・色・仕様を自分のキッチンに合わせた一台を検討したい方は、キッチンカウンター一覧でセミオーダー対応モデルを見るからどうぞ。価格・受注約60日・3年保証の仕組みとあわせて、各商品ページで仕様をご確認いただけます。

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