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おしゃれなカップボードのコーディネート実例|河口家具製作所

おしゃれなカップボード|河口家具製作所

キッチンボード

想像してみてください。築浅の賃貸2LDKで暮らす、20代後半の佐々木さんご夫婦。床は明るいオーク調、壁は白、ソファとラグはやわらかなグレージュ。Instagramで見かけた「生活感の出ないキッチン」に憧れて、淡色と北欧テイストで部屋を少しずつ整えてきました。次に迎えるのはカップボード。けれど、ひとつだけ不安があります。「これを置いた瞬間、部屋が一気に所帯じみてしまわないか」。

その不安は、よくわかります。カップボードは収納家具のなかでも面積が大きく、キッチンの印象を左右する一台だからですね。ただ、おしゃれに見えるかどうかは、価格や流行で決まるわけではありません。色・素材・配置という3つの条件が、部屋全体と調和しているかどうか。ここがほぼすべてです。

この記事では、おしゃれに見えるカップボードの3条件から始め、キッチン全体との色合わせ、床・壁との調和パターンへと進みます。さらに北欧・モダン・ナチュラルのテイスト別実例、河口家具製作所の実商品、サイズ別の配置のコツまでを順に整理します。話の縦軸には、佐々木さんご夫婦のキッチンを置いていきます。まずは色や素材の手触りを目で確かめておきたい方は、河口家具のカップボード・キッチンボード一覧をひととおり眺めてみるところから始めてみてください。

目次

おしゃれに見えるカップボードの3条件(色・素材・配置)

おしゃれに見えるカップボードとは、色・素材・配置の3つの要素が部屋全体と調和している食器収納のことです。単体のデザインの良し悪しよりも、空間との関係で印象が決まります。

おしゃれカップボードの3条件の構造図を解説した図解(カップボードおしゃれ)
おしゃれカップボードの3条件の構造図を解説した図解(カップボードおしゃれ)

家具単体のカタログ写真は、たいていスタジオの整った背景で撮られています。だからどれも素敵に見えるのですね。けれど自宅に届くと、床の色も壁の質感も、キッチン本体のメーカー色も違う。ここで「思っていた雰囲気と違う」が生まれます。

おしゃれは、引き算と足し算の設計です。すでにある床・壁・キッチンに対して、カップボードの色をそろえるのか、ひとつだけ違う要素を効かせるのか。佐々木さんご夫婦のように世界観が定まっているご家庭ほど、この設計がしやすくなります。

そもそも自分が探しているのがカップボードなのか、キッチンボードなのか、食器棚なのかが曖昧な方は、カップボード・キッチンボード・食器棚の違いと選び方|何が違うのか職人がわかりやすく解説を先に読むと、この先の判断がぐっと軽くなります。

条件1 色

色は、おしゃれの第一印象を決める要素です。白系・グレージュ系・木目系の3トーンが基本で、部屋の主役を引き立てる脇役として選ぶか、空間の主役として選ぶかで方向が変わります。

条件2 素材

素材は、近づいたときの質感を決めます。メラミン化粧板の均一な表情、木目の温度感、脚や取手の金属感。淡色インテリアでは、表面のマット感と継ぎ目の少なさが「すっきり見える」かどうかを左右しますね。

条件3 配置

配置は、引きで見たときのバランスを決めます。壁面のどこに置くか、左右と天井にどれだけ余白を残すか。同じ一台でも、余白の取り方ひとつで窮屈にも軽やかにも見えるのです。

キッチン全体との色合わせ(白系・グレージュ・木目)

色合わせとは、カップボードの色をキッチン・床・壁の既存色に対して、同系・近似・差し色のどれで決めるかの設計です。最初に「そろえる」か「効かせる」かを決めると、迷いが減ります。

色の選び方を解説した図解(カップボードおしゃれ)
色の選び方を解説した図解(カップボードおしゃれ)

白系で抜けを出す

白やペールホワイトのカップボードは、空間に抜け感を生みます。壁が白い部屋に同系の白を置くと、面積の大きな家具なのに圧迫感が出にくい。佐々木さんご夫婦の白い壁のキッチンには、白系を選べば「置いたのに広く見える」効果が期待できますね。ただし真っ白は生活の汚れが目立ちやすいため、わずかにグレーやベージュを含んだ白を選ぶと扱いやすくなります。

グレージュで上質にまとめる

グレージュは、グレーとベージュの中間色です。キッチンカウンターのグレージュ天板や、グレージュの淡色キャビネットは、白よりも落ち着き、木目よりも軽やか。淡色インテリアの「こなれ感」を出したいときの中心色になります。河口家具のtaupe seriesは、まさにこのグレージュ・トープの調和を軸にしたシリーズです。佐々木さんご夫婦のグレージュのソファやラグと色のトーンをそろえれば、キッチンとリビングがひとつの世界観でつながっていきます。

グレージュ×木目の組み合わせを、ダイニング側の実例で具体的に見ておきたい方は、淡色インテリアのダイニング実例|グレージュ×木目で叶える上質な食卓もあわせてご覧ください。色のつなぎ方の感覚が、キッチンにもそのまま応用できます。

木目で温度を足す

白やグレージュだけだと、部屋がやや冷たく見えることがあります。そこに木目のカップボードや、木の脚を一点加えると、空間に温度が戻ってきます。床がオーク調の佐々木さんご夫婦の部屋なら、床と近いトーンの木目を選ぶと自然になじみ、あえて少し濃い木目を選べば引き締めの効果も得られるでしょう。

既製品の色味でちょうど合うものが見つからない場合は、色からつくるという選択肢もあります。オーダー・セミオーダーカップボードの作り方|河口家具の自社工場で叶うサイズ・色・素材のフルカスタムで、色オーダーの仕組みを確認できます。

床・壁・キッチンとの調和パターン3つ

調和パターンとは、床・壁・キッチン本体とカップボードの色トーンをどう関係づけるかの3つの基本配色です。同調・対比・グラデーションの3つを知っておくと、配色の正解が見えてきます。

パターン1は同調です。床・壁・カップボードを淡色で統一し、トーンをそろえる。境界がやわらかくつながり、部屋全体が一枚の風景のように見えます。淡色・北欧テイストと最も相性が良い配色ですね。

パターン2は対比です。白を基調にした部屋に、木目のカップボードを一点だけ効かせる。あるいは淡い部屋に、グレージュの濃いトーンを差す。視線の止まる場所が生まれ、空間にリズムがつきます。

パターン3はグラデーションです。濃い床から淡い壁へ、その中間にカップボードを置いて濃度を橋渡しする。上から下へ自然に視線が流れ、落ち着いた奥行きが生まれるでしょう。

佐々木さんご夫婦の部屋に当てはめてみます。床はオーク調、壁は白、ソファはグレージュ。ここで同調を選ぶなら、グレージュ寄りの淡色カップボードでソファとトーンをそろえる。対比を選ぶなら、白い壁にオーク木目のカップボードを一点。どちらも破綻しません。迷ったら、すでに部屋にある一番大きな色(この場合は床のオーク)に寄せると失敗が少ないですね。

見た目の調和だけでなく、引き出しや扉の開閉といった機能面でも比べて選びたい方は、キッチンカウンターは引き出し・観音・ソフトクローズで使い勝手が決まる|機能で選ぶ家事動線設計もご覧ください。見た目と使い勝手の両輪で考えると、後悔が減ります。

色合わせと配置の方向が定まってきたら、実物の色面を眺めながらイメージを固めていくのがおすすめです。淡色のキッチンボード一覧で、ご自宅の床・壁に合う色を探してみると、頭の中の配色が一気に具体になります。

北欧・モダン・ナチュラルのテイスト別実例

テイスト別コーディネートとは、北欧・モダン・ナチュラルなど目指す世界観ごとに、カップボードの色・素材・脚の選び方を変える方法です。自分の好きなテイストを言葉にできると、選ぶ基準が明確になります。

テイスト別コーデの比較図解を解説した図解(カップボードおしゃれ)
テイスト別コーデの比較図解を解説した図解(カップボードおしゃれ)

北欧スタイル

北欧テイストは、淡色をベースに、木の温もりと余白を生かすスタイルです。グレージュや白の本体に、オープン棚で器を見せる収納を組み合わせると、雑誌のような軽やかさが出ます。佐々木さんご夫婦が憧れる「生活感の出ないキッチン」は、この北欧の引き算の発想に近いですね。お気に入りのマグや木のプレートを、隠さずに見せる前提で選ぶのがコツです。

モダンスタイル

モダンテイストは、直線とマットな質感で都会的にまとめるスタイルです。グレージュやグレーの本体に、取手の少ないフラットな扉、ソフトクローズの静かな動き。装飾を削ぎ落とすほど洗練されて見えます。生活感を見せたくない方や、キッチンを背景として静かに溶け込ませたい方に向いています。

ナチュラルスタイル

ナチュラルテイストは、木目を主役に、暮らしの温かさを前に出すスタイルです。オークの木目や、引き出しの多い実用的な構成が似合います。家族が増えてものが多くなっても、木の表情がやわらかく受け止めてくれる。長く使うほど味わいが増していく方向ですね。

おしゃれに見せる配置や色の合わせ方は、ダイニングテーブルでも考え方が共通します。空間づくりの引き出しを増やしたい方は、ダイニングテーブルをおしゃれに見せるコツ|プロが教える選び方と配置術もあわせてご覧ください。

河口家具のおしゃれカップボード5選

ここで紹介するのは、淡色インテリアに馴染む河口家具製作所のキッチンボード・キャビネット5シリーズです。いずれも福岡県大川市の自社工場で製造する日本製で、テイストに合わせて選べる構成になっています。

FOGGY キッチンボード 120cm|淡色グレージュ脚の主役

FOGGYキッチンボード120cmは、河口家具の淡色キッチン収納の中核を担う一台です。グレージュを基調にした佇まいで、白い壁にもオーク調の床にも静かになじみます。佐々木さんご夫婦が目指す淡色・北欧テイストに、まず候補として挙げたいシリーズですね。価格は¥178,200で、120cmという幅は、ひとり暮らしから二人暮らしのキッチンにちょうど収まるサイズ感です。

RE. キャビネット|90/120/150cmで余白を調整

RE.キャビネットは、90cm・120cm・150cmの3サイズから選べるキャビネットです。淡色でまとめた本体は、置く幅によって部屋の余白の取り方を調整できます。狭めのキッチンなら90cm、しっかり収納したいなら150cm。価格は¥158,400〜¥219,780で、受注生産のため、ご注文をいただいてから職人が仕上げていきます。サイズで配置の自由度を確保したい方に向く一台でしょう。

Tone キッチンボード 164cm|上質なグレージュ色柄

Toneキッチンボード164cmは、ライトグレージュやグレージュといった河口家具の淡色メラミンを使った、上質感のあるシリーズです。ソフトクローズレール仕様で、引き出しや扉が静かに閉まります。価格は¥408,650。面積の大きな164cm幅は、キッチンの主役として存在感を持たせたいとき、グレージュの落ち着いたトーンが空間を引き締めてくれます。モダンテイストに寄せたい方の選択肢になりますね。

GENE キャビネット|引き出し収納のナチュラル

GENEキャビネットは、引き出しを備えたキャビネットタイプです。価格は¥118,000で、受注生産。木の表情を生かしたナチュラルな構成で、カトラリーや布もの、こまごました道具を分類して収めたい方に向きます。引き出し中心の収納は、出し入れの動線がシンプルになり、毎日の家事のテンポが整うでしょう。

WALD オープンボード 120cm|見せる収納の北欧

WALDオープンボード120cmは、オープン棚で「見せる収納」を楽しむオープンボードです。価格は¥132,000で、受注生産。お気に入りの器やグラス、植物を並べて、北欧テイストの軽やかさを演出できます。扉で隠すのではなく、選んだものを飾る前提で使う一台。佐々木さんご夫婦のように、好きなものに囲まれた暮らしを目指す方にぴたりとはまります。

ここで紹介したカップボードは、すべて大川市の自社工場でつくる日本製です。国産品としての品質基準や、長く使うための判断軸を詳しく知りたい方は、国産・日本製カップボードの選び方|大川家具メーカーが教える品質基準と長く使うための判断軸をご覧ください。

河口家具のキッチンボード・キャビネットは、いずれも日本製で3年保証付きです。受注生産品はご注文からお届けまで約45日。FOGGYキッチンボード120cmは¥178,200、RE.キャビネットは¥158,400からと、価格とサイズの幅があります。色味や仕様をご自身の目で確かめたい方は、淡色のカップボード・キッチンボード一覧で、お部屋に合う一台を選ぶからどうぞ。淡色グレージュの主役を探すならFOGGYキッチンボード120cmの色と仕様を見る、サイズで選びたいならRE.キャビネットの90/120/150cmから幅を選ぶのもおすすめです。

サイズ別配置のコツ(120/140/160cm)

サイズ別配置とは、カップボードの幅に応じて壁面のどこに置き、左右と上にどれだけ余白を残すかの目安です。同じシリーズでも、選ぶ幅で部屋の見え方が変わります。

サイズ別配置バランスの俯瞰図解を解説した図解(カップボードおしゃれ)
サイズ別配置バランスの俯瞰図解を解説した図解(カップボードおしゃれ)

120cmは、コンパクトに収めて抜けを残したいときの幅です。左右に余白が生まれやすく、壁面が詰まって見えません。賃貸や狭めのキッチンでも、圧迫感を抑えながら淡色の軽やかさを生かせますね。

140cmは、収納量と見た目の両立をねらう標準的な幅です。日常使いの食器と家電をひととおり収めつつ、配置の余白も確保しやすい。多くのご家庭にとってバランスの取りやすいサイズでしょう。

160cm以上は、キッチンの主役として存在感を持たせる幅です。対面キッチンの背面や、広めの壁付けに向きます。面積が大きいぶん色の影響も強く出るため、グレージュなど落ち着いたトーンを選ぶと、大きくても重たく見えにくくなります。

120/140/160/180cmで実際に何が変わるのか、河口家具の実商品で具体的に見比べたい方は、カップボードのサイズ選び|120/140/160/180cmの実例で家のキッチンに合う1台を見つけるにまとめています。

よくある質問

おしゃれなカップボードは何色を選べばいいですか

部屋の一番大きな色に寄せるのが基本です。床・壁・ソファのうち面積の大きい色とトーンをそろえると、まとまりが出ます。淡色・北欧テイストなら白系かグレージュ、温かさを足したいなら木目。迷ったら、すでにある家具と同系の淡色を選ぶと失敗が少ないでしょう。

キッチンボードとカップボードはおしゃれさに違いがありますか

呼び方の違いで、おしゃれさそのものに差はありません。どちらも食器や家電を収める収納家具を指す言葉です。おしゃれに見えるかどうかは名称ではなく、色・素材・配置が部屋と調和しているかで決まります。呼び方や収納タイプの違いは、本文で紹介したカップボード・キッチンボード・食器棚の違いを解説した記事で詳しく整理しています。

グレージュのカップボードはどんな部屋に合いますか

淡色・北欧・モダンテイストのいずれにも合わせやすい色です。グレーとベージュの中間色のため、白い壁にもオーク調の床にもなじみ、ソファやラグがグレージュ系ならトーンが揃って上質にまとまります。河口家具のtaupe seriesは、このグレージュの調和を軸にしたシリーズです。

北欧テイストの部屋に合うカップボードの選び方は

淡色の本体に、木の脚やオープン収納を組み合わせるのがコツです。器やグラスを見せて飾る前提で選ぶと、北欧らしい軽やかさが出ます。隠す収納より、選んだものを並べる収納のほうがテイストに合いますね。WALDのオープンボードのような見せる収納が好相性です。

賃貸でもおしゃれなカップボードは置けますか

置けます。賃貸でも、床・壁の色に合わせて家具を選べば、空間は十分におしゃれにまとまります。壁に穴を開ける必要のない据え置きタイプを選び、左右に余白を残して配置すれば、原状回復の心配もなく軽やかに見せられるでしょう。

木目とホワイト、どちらが部屋を広く見せますか

一般には、壁と同系の白系のほうが抜け感が出て広く見えます。木目は温度感と落ち着きが出る反面、面積が大きいと存在感も増します。狭めのキッチンで広く見せたいなら白系、温かさを優先するなら床と近いトーンの木目を選ぶとバランスが取りやすいですね。

オープン収納と扉付き、おしゃれに見えるのはどちらですか

目指すテイストによります。見せて飾るのが好きで、北欧テイストを目指すならオープン収納。生活感を抑えてすっきり見せたいなら扉付きが向きます。両方を組み合わせ、上段はオープン、下段は扉という構成にすると、飾る楽しさと隠す安心の両立ができるでしょう。

まとめ|あなたのキッチンに馴染む一台を

おしゃれなカップボード選びは、色・素材・配置の3条件を、部屋全体との調和という一本の軸でそろえていく作業です。一番大きな色に寄せて色合わせを決め、同調・対比・グラデーションのどれかで床・壁とつなぎ、目指すテイストに合った素材と収納の見せ方を選ぶ。この順番で考えれば、迷いはほどけていきます。

佐々木さんご夫婦は、白い壁とオーク調の床、グレージュのソファに合わせて、淡色のキッチンボードを選びました。同調のパターンでソファとトーンをそろえ、お気に入りの器を少しだけ見せる収納に並べる。届いた日、ふたりは「思っていたとおり、部屋が広く静かに見える」と笑い合いました。所帯じみるどころか、キッチンが部屋の世界観の一部になった。受注から届くまでの時間も、何を飾ろうかと話す楽しい時間になったそうです。

色と配置のイメージが固まってきたら、次は実物の色面と幅を見比べる番です。淡色のカップボード・キッチンボード一覧で、あなたのキッチンに馴染む一台を選ぶ。佐々木さんご夫婦のように、好きな世界観の延長線上に、毎日使う食器収納を置いてみてください。

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