title: 昇降式ダイニングテーブルとは|伸長式との違いと選び方完全ガイド slug: dining-table-lift category: dining-table meta_description: 昇降式ダイニングテーブルとは何か、伸長式との違い、ガス圧式・電動・手動の機構比較、メリットとデメリット、リビング兼用・在宅ワーク兼用の使い勝手、選び方の5つの判断軸を整理。河口家具製作所のloaf昇降式テーブル(足元ペダル式・3年保証)も紹介します。 main_kw: 昇降式ダイニングテーブル sub_kws: [伸長式との違い, 選び方, メリット, デメリット, リビング兼用, ガス圧式, 後悔] target_chars: 7300
マンションのLDKは60㎡、リビングは8畳。結婚5年目の田島さんご夫婦には3歳の娘さんがいて、リモートワーク中心のご主人と週3勤務の奥さま、3人の暮らしを想像してみてください。旧居から持ち込んだローテーブルとダイニングテーブルが2台ぶん、リビングの真ん中で場所を取っていた頃のお話です。「ソファ前で絵本を読みたいのに、ダイニングテーブルが視界に入ってくつろげない」。最初に河口家具製作所のショップにご相談へ来られた日、奥さまはそう仰っていました。
そんなご家庭にお勧めしているのが、昇降式ダイニングテーブルという選択肢です。テーブルの天板を上下に動かせる一台で、ソファ前のくつろぎの時間と、家族3人の食卓の時間を、同じ場所で過ごせるようになります。この記事では、伸長式との違いから始まり、3つの機構の比較、メリットとデメリット、選び方の判断軸、loafシリーズのご案内まで、田島さんご一家の暮らしを一緒に追いながらお伝えしていきます。
足元のペダルでそっと高さが変わる感触を、loaf昇降式テーブルの公式オンラインショップで体験してみるところから、この記事を読み進めていただければと思います。
目次
昇降式ダイニングテーブルとは|伸長式との違いを30秒で
昇降式ダイニングテーブルとは、天板の高さを上下方向に変えられるダイニングテーブルです。リビングのくつろぎ高さから食事の高さまで、同じ一台で切り替えられます。

田島さんご夫婦が最初に迷われたのも、ここでした。「伸長式と昇降式って、どう違うんですか」。ショップに並ぶサンプルを前に、ご主人が首をかしげながら聞いてこられたのを覚えています。検索窓に「ダイニングテーブル 変えられる」と打つと、両方の言葉が出てきて、最初は混同してしまう方も少なくありません。
違いをひとことで言えば、動きの向きです。昇降式は縦に、伸長式は横に。昇降式は天板の高さをソファ前のくつろぎ高さから食事の高さまで動かす方式で、伸長式は普段は4人掛けで使い、来客時に天板を引き出して6人掛けに広げる方式です。両方の機能を備えた製品はほとんど存在しません。設計の打ち合わせで私たちが何度も議論したのも、「無理に両立させると、どちらの機能も中途半端になる」という結論でした。
田島さんご一家の場合、来客は年に数回。それより、毎日の中でソファ前と食卓を行き来したい。そのご相談を伺った時点で、選ぶのは昇降式だとお互いに見えました。横方向の伸長式が向くご家庭もあります。来客や親戚の集まりが多いご家庭の選び方は、ダイニングテーブルの伸長式は本当に便利?でお伝えしています。
昇降式ダイニングテーブルの3つの機構|ガス圧式・電動・手動の比較
昇降の機構とは、テーブルの高さを変える仕組みのことです。ガス圧式・電動・手動の3種類があり、それぞれ操作感も価格帯も異なります。

田島さんご夫婦は「電動が便利そう」と最初は仰っていました。スイッチひとつで動くなら、誰が触っても簡単だろうと。実際にショップで3つの機構を触っていただくと、印象は変わっていきました。
ガス圧式は、オフィスチェアの上下動と同じ仕組みです。シリンダーの中のガス圧が天板を支えていて、レバーやペダルを操作すると、ふわっと無段階に高さが変わります。loaf昇降式テーブルが採用しているのは、この方式の中でも足元ペダル式と呼ばれるタイプ。両手に食器や鍋を持ったまま、足だけで高さを変えられるところが、毎日使うご家庭から選ばれている理由です。一方で、長く動かさないとシリンダーが固くなる傾向があるため、月に何度かは動かしていただくのが長持ちのコツになります。
電動式は、コンセントから電源を取って、スイッチで上下を操作する方式です。重い天板でも軽い力で動かせるので、力に自信のない方や、ご高齢の方が使われるご家庭には心強い選択肢でしょう。ただ、電源コードの取り回しが必要なため、コンセントの位置と一緒に設置場所を考える必要があります。停電時には動かないこと、リフトモーターの保証期間が製品ごとに違うことも、購入前に確かめておきたいポイントです。
手動式は、ハンドルを回すタイプや、段階固定のピンで高さを止めるタイプです。可動部品が少ないぶん構造がシンプルで、価格も抑えやすい方式と言えます。毎日切り替えるご家庭よりは、来客時や季節の切り替えで年に数回動かす程度のご家庭に向くでしょう。
田島さんご夫婦の場合、朝のソファ前から夜の食卓まで、一日に何度も動かす想定でした。そこでお勧めしたのが、ガス圧式の足元ペダル。「電動でなくて大丈夫ですか」と最初は不安そうでしたが、実際にペダルを踏んでみて、「思ったよりずっと軽い」と笑っていらっしゃいました。機構の優劣ではなく、ご家庭の使い方に合うかどうかで選ぶのが正解だと、私たちは考えています。
loafテーブルも大川家具の自社工場で一貫してお作りしています。国産・日本製にこだわってダイニングを選びたい方は、国産・日本製ダイニングテーブルの選び方|大川家具メーカーが教えるチェックポイントもあわせてご覧ください。
昇降式ダイニングテーブルのメリット|暮らしの自由度が広がる
昇降式ダイニングテーブルのメリットとは、高さを自由に変えられることで、暮らしの中でテーブルが持つ役割が増えることです。
最初にお伝えしたい変化は、田島さんご一家のリビングから家具が一台減ったことでした。それまで置いていたローテーブルとダイニングテーブル、合わせて畳1枚分以上の面積が、loaf一台に集約されたのです。「リビングがこんなに広く見えるなんて」と奥さま。3歳の娘さんが、空いたスペースでぬいぐるみを並べて遊んでいる姿を、写真で送ってくださいました。リビングとダイニングを兼用したいご家庭、特にマンションのLDKで暮らす方にとって、この省スペース化は数字以上の価値を持ちます。
ふたつめの変化は、暮らしのシーンが時間とともに変わるようになったことです。朝のソファ前で、奥さまがコーヒーを飲みながらスマホで予定を確認する時間。テーブルは少し低めの位置にあって、ソファに座って腕を伸ばしたときに、自然に手が届く高さに調整してあります。
昼になると、ご主人がペダルを踏んで高さを上げ、ノートPCを開いて仕事を始めます。夕方、保育園からお迎えに行った娘さんが帰ってきて、3人で食卓を囲む頃には、また食事の高さに戻っている。同じテーブルが、一日の中で3回も4回も役を変える暮らし方です。
3つめは、来客や用途に合わせて高さを変えられる柔軟さでしょう。鍋を囲む冬の夜、娘さんの誕生日にケーキを並べる日、お友達を呼んで子ども同士で工作する午後。シーンごとにテーブルの高さを少し変えるだけで、その日の主役にテーブルが寄り添ってくれます。家具を増やさないのに、暮らしの場面は確実に増えていく感覚を、田島さんご夫婦は半年ほどして実感されたそうです。
4つめは、子どもの成長や家族構成の変化に追従できることです。3歳の娘さんが小学校に上がる頃には、宿題と夕食の高さが同じになっているかもしれません。テーブルの高さは、家族のステージに合わせて自由に変えられます。家族の節目で家具を買い替えるのではなく、テーブルが家族と一緒に育っていく。十年、二十年という時間軸で考えると、この柔軟性は買い替えコストの節約にもつながります。
5つめは、在宅ワークと食卓の役を一台でこなせることです。これはご主人にとって、想定していなかったメリットだったそうです。長時間座っているうちに肩がこり始めると、足元のペダルをそっと踏んで、ほんの少しだけ高さを上げてみる。それだけで姿勢が変わり、背中の張りがほどけていく瞬間があるのだとか。「集中力が切れた合図に、高さを変えるようになりました」とご主人。立ち上がって作業するには低めですが、座ったまま体格や姿勢に合わせて指1本分の微調整ができるのが、無段階調整の良さなのです。
ここまでの要点を整理すると、昇降式ダイニングテーブルのメリットは次の5つです。
- 家具が一台減り、リビングとダイニングを兼用できる
- 朝・昼・夜で同じテーブルが役を変え、暮らしのシーンが増える
- 来客や用途に合わせて高さを柔軟に変えられる
- 子どもの成長や家族構成の変化に追従できる
- 在宅ワークと食卓を一台でこなし、無段階で微調整できる
昇降式ダイニングテーブルのデメリットと後悔事例|購入前に知っておきたいこと
昇降式ダイニングテーブルのデメリットとは、購入後に「思っていたのと違う」と感じやすい弱点や注意点のことです。良いところだけをお伝えしても、長く付き合っていただける関係にはなりません。

田島さんご夫婦に最初にお伝えしたのも、ここでした。「完全な床座のローテーブルにはなりませんよ」と。一般的な昇降式の最低高は55cm前後で、座椅子で床に座って使うローテーブル(35cm前後)には届きません。loaf昇降式テーブルも55cmが最低です。
ソファに座って腕を伸ばしたときに自然に手が届く高さで、床に座って使う高さではありません。「下まで下げれば床座にもなる」と期待されていた方が、購入後にギャップを感じるパターンを、私たちは何度か経験してきました。
ふたつめのデメリットは、重量があって移動が難しいことです。機構部品が内部に入るぶん、固定式のテーブルより重くなります。一度置いた場所から頻繁に動かしたい方には向かない家具と言えるでしょう。「半年に1回くらい配置を変えて気分転換したい」というご相談を受けたら、固定式の軽い天板の製品をお勧めすることもあります。
3つめは、機構部の故障リスクと保証期間です。ガス圧シリンダーや電動モーターは、長く使えばパーツ交換が必要になることがあります。購入時に確認していただきたいのは、保証期間の長さだけでなく、保証対象が本体のみか機構部まで含むかという点です。loaf昇降式テーブルは日本製で、ガス圧シリンダーを含めて3年保証をおつけしています。
4つめは、価格帯が固定式より上がること。機構分のコストが上乗せされるため、初期費用は固定式のダイニングテーブルより高めになります。買うときの金額だけで比べると割高に感じやすいのですが、リビングテーブル1台ぶん、在宅ワーク用デスク1台ぶんを兼ねていると考えると、10年単位で見たときに印象は変わってくるでしょう。
最後にお伝えしたいのが、よくある後悔のパターンです。田島さんご夫婦のご相談の中でも、購入前に必ず確認するようにしているのが、椅子と台座ベースの関係でした。loaf昇降式テーブルの台座ベースは82×49cmで、厚さは4cm。お持ちの椅子の脚と台座ベースが当たらないか、椅子を引き出したときに足が無理なく入るかを確認していただきます。ここを確認しないまま購入されると、「椅子が思うように入らない」というギャップが生まれることがあります。電動式の場合は、設置場所がコンセントの位置に縛られることも、よくお聞きする後悔のひとつです。
ここまでの要点を整理すると、昇降式ダイニングテーブルのデメリットは次の5つです。
- 完全な床座のローテーブル(高さ35cm前後)にはならない
- 機構が入るぶん重量があり、頻繁な配置換えには向かない
- 機構部の故障リスクがあり、保証範囲の確認が必要
- 機構分のコストが乗るため、初期費用は固定式より高め
- 椅子と台座ベースの相性、電動式の電源位置などで後悔が起きやすい
昇降式に限らず、ダイニングテーブル全般で起こりやすい後悔の事例については、ダイニングテーブル買い替えで後悔した7つの失敗にまとめてあります。
昇降式ダイニングテーブルの選び方|5つの判断軸
昇降式ダイニングテーブルの選び方とは、暮らしに合う一台を見極めるための判断軸を、ご家庭の事情に合わせて順番に確認していく方法です。
より広くダイニングテーブル全般の選び方を網羅した記事は、ダイニングテーブルの選び方ガイド|プロが教える後悔しない5つのステップでお読みいただけます。あわせてご覧いただくと、固定式と昇降式の選び分けまで含めて理解が深まるでしょう。

判断軸1: 昇降範囲(最低高さ・最高高さ)
最初に確認したいのが、テーブルがどこまで下がり、どこまで上がるかです。
ソファの座面高さに合わせて使いたいなら、最低高が55cm前後まで下がる製品が候補に。立ち作業を視野に入れるなら、最高高が90cm以上まで上がる製品も探す必要があります。loaf昇降式テーブルは55〜72cmで、ソファに座って腕を伸ばしたときの自然な高さから、3歳の娘さんが椅子に座って食事するちょうど良い高さまでをカバーする設計です。立ち上がって作業するには少し低い、その代わり座って使うシーンには無段階で寄り添える範囲だと、私たちは位置づけています。
ダイニングの標準的な高さの考え方は、ダイニングテーブルの高さ選び完全ガイドで詳しくお伝えしています。
判断軸2: 天板サイズ(幅×奥行き)
何人で囲むか、これがサイズ決めの出発点です。2人なら幅120〜130cm、4人なら140〜160cm、6人なら180cm以上が目安で、奥行きは80cm前後が一般的でしょう。loaf昇降式テーブルはW130×D80cm。田島さんご一家のような3人家族、もしくは2〜4人で囲む暮らしに合うサイズです。
天板の厚さは3cm。ノートPCを置いて少し体重をかけても、家族3人がお皿を並べても、十分な存在感で受け止めてくれる厚みになっています。
判断軸3: 操作方式(機構)
前章の3機構を、ご家庭の使用頻度で選びます。毎日切り替えたいならガス圧式または電動、月に数回程度なら手動でも十分実用的でしょう。loaf昇降式テーブルは足元ペダル式(ガス圧シリンダー)。両手が食器や鍋でふさがっていても、足だけで高さを変えられる仕組みです。工場で職人が組み立てたあと、実際に高さを変えながら動作を一台ずつ確かめているのも、この操作感を最後まで担保するためでした。
判断軸4: 脚の安定性と接地面積
高さを変えるテーブルだからこそ、足元の安定が大切になります。天板の重さ、食器の重さ、上から手をかけたときの加重、これらを支えるのが脚と台座ベースの構造です。脚が細すぎると重心が不安定になり、ベースの接地面積が小さすぎるとぐらつきの原因になりかねません。
loaf昇降式テーブルは13cm角の脚と、W82×D49×T4cmの台座ベースで重心を支える設計です。耐荷重の具体的な数値は仕様書に記載がないため、ご使用上の不安があれば河口家具製作所のお問い合わせ窓口にご相談いただければと思います。
判断軸5: 素材と仕上げ(傷・水・熱への強さ)
毎日触れる場所だからこそ、手入れのしやすさは長く付き合う上で効いてきます。メラミン化粧板は日常的な水滴や軽い汚れを拭き取りやすい素材として知られています。突板にウレタン塗装を施した仕様は、木目の表情と扱いやすさを両立。無垢材は経年変化を楽しむ本物の質感。セラミックは独特の重厚感が魅力でしょう。それぞれに良さがあり、暮らし方によって選び分ける部分です。なお熱や薬品への耐性は素材ごとに条件が異なるため、詳しくはメーカーの仕様情報をご確認ください。
loaf昇降式テーブルが採用しているのは、AICA工業のメラミン化粧板LJ-802K。色はホワイトマーブルとディープグレーの2色を揃えました。3歳の娘さんの食べこぼしや水滴を拭き取りやすい素材を選び、田島さんご一家のように小さなお子さまのいるご家庭でも気軽にお使いいただけるよう配慮しています。ニュアンスや手触りが気になる方は、アイカ工業の公式サイトから無料でメラミンサンプルを取り寄せられます。お部屋の床材や壁紙と並べて確かめてから決めていただくのが、後悔しない選び方です。
5つの判断軸に当てはめながら、loaf昇降式テーブルのサイズ・素材・色をオンラインショップで確認すると、ご家庭の暮らしに合うかどうかが具体的に見えてくるはずです。
昇降式以外にも、角のない円形という選択肢もあります。家族構成や動線に合わせて形状から検討したい方は、ラウンドダイニングテーブルの人数別サイズ完全ガイド|4-6人で囲む円形の食卓もあわせてご覧ください。
リビング兼用・在宅ワーク兼用での使用シーン
兼用とは、1台のテーブルが時間帯ごとに異なる役割をこなすことです。同じ場所が、朝と昼と夜で別の顔を見せる暮らしになります。
田島さんご一家の一日を、もう少し細かく追ってみましょう。朝7時、奥さまがソファに座って、低めに調整したテーブルにコーヒーマグを置きます。スマホで天気を確認しながら、まだ眠そうな娘さんが起きてくるのを待つ時間。リビングとダイニングの境目が曖昧で、家族の朝が静かに始まる場面です。
朝食を食卓の高さで囲んだあと、奥さまが娘さんを連れて出かけます。残ったご主人は、ペダルを踏んでテーブルを少し低めに戻し、ノートPCをセット。最高高72cmは、座って作業するときのデスク高さに近い数値です。
ただご主人の体格には、少し低めのほうが集中しやすいそうです。指1本分の微調整ができるのが、無段階の良さでしょう。お昼休みに高さを変えて軽くストレッチ、午後はまた仕事の高さに。長時間着座で背中が固まる感覚も、高さの変化で少しずつほどけていきます。
夕方、保育園のお迎えから帰ってきた家族で食卓を囲む頃には、テーブルはまたしっかりと食事の高さに。娘さんが床に座って絵本を読みたがる日は、ご夫婦も床に降りて、低めに戻したテーブルに絵本を広げて、3人で同じ目線になる時間。家族の足音と一緒にテーブルの高さが変わっていく毎日が、田島さんご一家にとっての「兼用」の意味です。
家具を増やさないのに、暮らしの場面は確実に増える。マンションのLDKで暮らす方、在宅ワークと家族の時間を同じ場所で過ごす方、子どもの成長とともに家具の使い方が変わっていくご家庭。そんな暮らしに、昇降式は静かに馴染んでくれます。
河口家具製作所の昇降式ダイニングテーブル|loafシリーズ
loafとは、河口家具製作所が手がける昇降式ダイニングテーブルのシリーズ名です。1959年の創業以来、ダイニングテーブルを作り続けてきた私たちが、現代の暮らしに合わせて設計した一台になります。
loaf昇降式テーブルの基本仕様
長くお使いいただける一台になるよう、仕様の細部まで設計しました。
- サイズ: W130×D80×H55〜72cm(無段階調整)
- 天板: AICA工業メラミン化粧板 LJ-802K(厚さ3cm)
- 昇降方式: 足元ペダル式(ガス圧シリンダー)
- 脚: 13cm角/台座ベースW82×D49×T4cm
- 色: ホワイトマーブル/ディープグレーの2色
- 製造: 日本製(自社生産)
- 保証: 3年保証
- 価格: 96,800円(税込・配送料込)
- 出荷: 3〜5営業日
- 配送: 大型配送業者・時間指定不可
設計の打ち合わせで議論した「高さの両端」
設計の打ち合わせで何度も議論したのが、55cmと72cm、この両端の数字でした。最初の試作では最低高をもう少し下げる案もあったのですが、工場で職人が実際に動かしながら確認すると、55cm前後でソファ前のテーブルとして最も自然に手が届くと分かったのです。72cmは、椅子に座って食事をするときの標準的な高さ。両端を中途半端に伸ばすより、毎日確実に使われる範囲で精度を出すことを優先しました。
私たちが30年以上、ダイニングテーブルを作りながら大切にしてきたのは、暮らしのリアリティに合わせて設計するということです。仕様書の数字を作ることが目的ではなく、お客様のご家庭で実際に使われる場面を一台ずつ思い浮かべながら、寸法と素材を決めていく。AICA工業のメラミン化粧板LJ-802Kを採用したのも、塗装から組立まで自社の工場で完結するフルライン工場体制だからこそ、メラミンと脚部の精度を1台ずつ揃えてお届けできるという確信があったからでした。
サンプルでご自宅と並べて確かめる
実物の色や手触りは、画面越しでは伝わりにくいものです。メラミンサンプルは、お客様ご自身でアイカ工業の公式サイトから無料で取り寄せていただけます。ホワイトマーブルの大理石のような表情、ディープグレーの落ち着いたマット感、いずれもお部屋の床材や壁紙と並べて確かめてから決めていただくのがおすすめです。
色や素材の質感をご自宅で確かめていただけたら、最後に仕様と価格を一通りご確認ください。loaf昇降式テーブル(W130×D80×H55〜72cm/96,800円・税込・配送料込/3年保証)をオンラインショップで見るから、購入前の判断材料をひととおりご覧いただけます。
よくある質問
ここからは、loaf昇降式テーブルのご相談で田島さんご夫婦をはじめ多くの方からいただく質問を、Q&A形式でまとめておきます。
昇降式と伸長式は何が違うのですか
昇降式は天板の高さを上下に変える方式、伸長式は天板の幅を横に広げる方式です。動きの向きが違うため、目的も使い勝手も異なります。来客時に人数を増やしたいご家庭は伸長式、毎日の中でソファ前と食卓を兼用したいご家庭は昇降式、というのが選び分けの基本になります。両方の機能を備えた製品はほとんどなく、片方を選ぶことで使い勝手がはっきりするとお考えください。
完全なローテーブルとしても使えますか
完全な床座のローテーブル(高さ35cm前後)にはなりません。一般的な昇降式の最低高は55cm前後で、ソファに座って使う「ローダイニング」の高さに調整できる仕様です。loaf昇降式テーブルも55cmが下限ですので、座椅子で床に座って使うイメージをお持ちの方は、購入前にご家庭での座面高さを測っていただくのが安心です。
ガス圧式と電動式、長持ちするのはどちらでしょうか
一般論として可動部品が少ないほうが長持ちしやすい傾向はありますが、メーカーや使用頻度で大きく変わってきます。購入時には保証期間とパーツ供給体制をご確認いただき、不安な点があれば販売店に直接お聞きいただくのが確実です。河口家具製作所のloaf昇降式テーブルは日本製で、ガス圧シリンダーを含めて3年保証をおつけしています。
在宅ワークのデスクとしても使えますか
最高高が標準デスク高さ(72cm前後)まで上がるモデルなら、在宅ワーク兼用としてお使いいただけます。長時間着座での体格に合わせた微調整ができるのも、無段階調整の良さです。立ち上がって作業されたい場合は、最高高が90cm以上まで上がる別の製品をお探しいただく必要があります。
サイズや色のカスタマイズはできますか
loaf昇降式テーブルの標準仕様はW130×D80×H55〜72cm、色はホワイトマーブルとディープグレーの2色です。細部の仕様で気になる点があれば、河口家具製作所のお問い合わせ窓口で個別にご相談いただければと思います。
高さを頻繁に変えても天板はぐらつきませんか
脚と昇降機構の構造で、日常使用に必要な安定性は確保されています。loaf昇降式テーブルは13cm角の脚と、W82×D49×T4cmの台座ベースで重心を支える設計です。設置面の水平が取れていないと振動が伝わりやすいため、フローリングのわずかな段差が気になる場合は、薄いフェルトで調整していただくと安定感が増します。
メンテナンスはどのようにすればよいでしょうか
メラミン天板は乾拭きで十分です。汚れが気になるときは、固く絞った布で軽く拭いてから乾拭きで仕上げてください。機構部はホコリで動作が固くなる場合があるため、年に1〜2回乾いた布で清掃していただくのがおすすめです。油脂や食品が機構部に入った場合は、早めに拭き取っていただくと長持ちにつながります。
実物を見ずに通販で購入することに不安がある方は、ダイニングテーブルを通販で買う前に確認したい7つのこと|メーカー直販という選択肢もあわせてご覧ください。
まとめ|暮らしに合わせて高さを変えられる、長く付き合える一台を
昇降式ダイニングテーブルは、暮らしの形に合わせて高さを変えられる柔軟な家具です。横方向に広がる伸長式とは別物で、リビングと食卓、在宅ワーク、子育てのシーンを、一台で行き来できるのが魅力でしょう。機構はガス圧式・電動・手動の3つ、選び方の判断軸は5つ。ご家庭の暮らし方に合う一台を、ゆっくり選んでいただければと思います。
冒頭でご紹介した田島さんご一家のリビングには、いまもloaf昇降式テーブルがあります。3歳だった娘さんは、来年小学生。宿題と夕食を同じ場所で済ませる日が、近いうちに来るかもしれません。10年後、20年後、家族の形がゆっくり変わっていっても、テーブルはそのままそこにあって、その時々の暮らしに高さを合わせ続けてくれる。そんな一台と、ご家庭の食卓で時間を重ねていただけたらと、私たちは願っています。
家族の食卓に高さの自由を届ける一台を、ぜひご家庭の暮らしに迎えてください。家族の食卓の高さを自由に変える一台「loaf昇降式テーブル」を公式オンラインショップで見るから、ご検討を進めていただければと思います。なお比較されたい方は、他のダイニングテーブルもご覧いただけます。
河口家具製作所について
- 公式サイト:kawaguchikagu.jp
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