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2人掛けダイニングテーブルは、サイズと形を正しく選べば、2人暮らしの理想的な食卓空間を実現できます

2人掛けダイニングテーブルの選び方|後悔しないサイズと形の決め方

ダイニングテーブル

「2人だから、小さいテーブルで十分」と思って選んだのに、数年後には手狭になっていた。

河口家具製作所には、そんなご相談が意外なほど多く届きます。2人掛けのテーブルは選択肢が豊富なぶん、かえって選びにくい。コンパクトさを優先しすぎて後悔するケースも、大きめを選んで部屋が窮屈になるケースも、どちらも少なくありません。

この記事では、2人で使うダイニングテーブルを選ぶときに考えておきたい「サイズの決め方」「形の選び方」「将来の変化への備え方」を整理してお伝えします。数字の目安だけでなく、自分たちの食卓の使い方に引き寄せて読んでいただければ、選択肢は自然と絞られてくるはずです。

ダイニングテーブル選び全体の考え方については、ダイニングテーブルの選び方ガイド|プロが教える後悔しない5つのステップで詳しく解説しています。4人・6人のサイズ選びについては、4人掛けの選び方6人掛けの選び方もあわせてご覧ください。

2人の食卓で、何をしていますか

テーブルを選ぶ前に、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

朝は一緒に食べるのか、バラバラなのか。夕食のあとはそのままテーブルでくつろぐのか、すぐにソファへ移るのか。どちらかが在宅ワークでテーブルを使う日はあるか。週末に友人を招いて食事をすることはあるか。

2人暮らしは、家族4人の食卓より静かに見えて、実は食卓の使い方がとても多様です。食事専用として割り切れる場合と、仕事・読書・趣味まで兼ねる場合とでは、必要なテーブルのサイズや形がまったく変わります。

河口家具製作所のショールームでも、まず最初にお伺いするのは「お2人の食卓で、どんな時間を過ごされていますか?」ということです。サイズの話は、その問いへの答えが出てからでも遅くはありません。

お客様の声(20代・同棲カップル) 「2人分の食事スペースがあればいいと思って、幅80cmの正方形テーブルを選びました。でも彼女がフリーランスで、日中ずっとパソコンをテーブルに広げているんです。食事のたびに片づけるのがストレスになってしまって。用途を考えてから選べばよかったと後悔しています」

「2人用」という括りはあくまで人数の話です。テーブルを選ぶ出発点は、「自分たちの食卓でどんな時間を過ごしているか」を正直に書き出すことだと、河口家具製作所では必ずお伝えしています。

2人掛けテーブルのサイズ、どこまで小さくできるか

2人掛け円形ダイニングテーブルと1本脚デザインのナチュラルミニマリスト空間

2人で快適に食事をするのに必要なスペースの目安は、1人あたり幅60cm・奥行き40cmです。純粋に食事だけであれば、幅80〜100cm・奥行き80cm前後のテーブルで2人分は確保できます。

ただし「最低限の食事スペース」は確保できても、大皿を中央に置けるか、コーヒーカップと雑誌を並べられるか、となると話は変わります。

用途別の目安をお伝えすると、次のようになります。

  • 食事専用で使うなら幅80〜100cm
  • テレワークや読書も兼ねるなら幅100〜120cm
  • 来客時に3〜4人で使う可能性があるなら幅120cm以上、または伸長式
2人掛けダイニングテーブルのサイズと周囲に必要なスペースを示した図解
2人掛けダイニングテーブルは、テーブル本体のサイズだけでなく、椅子を引くスペースや人が通るスペースまで含めて計画することが大切です

スタッフより 「2人用を選ぶお客様に必ずお聞きするのが『テーブルでお仕事されますか?』という質問です。食事だけなら幅80cmで十分なのですが、ノートパソコンを開いて、その横にコーヒーを置いて、書類も広げて、となると幅100cmでもちょっと窮屈に感じてくることがあります。用途を正直に教えていただくと、ぴったりのサイズをご提案しやすくなりますよ」

数字の目安はあくまで出発点です。「最低限のサイズ」より「実際の暮らしに合うサイズ」を優先することが、長く心地よく使い続ける秘訣かもしれません。

形の選択が、2人の食卓の空気感を決める

円形ダイニングテーブル4人掛けとナチュラルウッドチェアのモダンダイニング空間

2人掛けのテーブルには、大きく分けて正方形・長方形・丸形(円形・楕円形)の選択肢があります。どの形が優れているというわけではなく、2人の暮らし方や部屋の間取りによって、自然と合う形が変わります。

正方形は「向かい合って話す」テーブル

コンパクトで省スペース。2人が向かい合うため、自然と距離が縮まり、会話が弾みやすい形です。夕食後もそのままテーブルでお茶を飲みながら話し込む、そんな時間が多いご夫婦やカップルに向いています。一辺を壁付けできるため、狭い部屋でも設置しやすいのも利点です。ただし大皿を中央に置くと食器スペースが窮屈になりやすく、来客対応には向きません。

長方形は「それぞれの時間を尊重する」テーブル

一方が食事をしながら、もう一方がパソコンを開いていても干渉しにくい。週末の朝、コーヒーを飲みながら各自が本を読んでいるような、穏やかな並列の時間が心地よく収まる形です。壁付けしやすく空間効率も高く、引越しや模様替えにも対応しやすい。暮らしの変化が多い時期の2人暮らしには、もっとも汎用性の高い選択肢と言えるでしょう。

丸形・楕円形は「2人の時間を豊かにする」テーブル

2人掛け楕円形ダイニングテーブルと1本脚デザインのミニマリストモダン空間
楕円形テーブルは角がないため小さなお子さんがいる家庭でも安心で、円形と長方形の良さを兼ね備えた形です

角がなく、どこからでも距離が均等。向かい合って食事をするとき、相手の顔が自然と目に入り、会話が生まれやすくなります。「丸いテーブルに変えてから、夕食の時間が長くなった」というお声は、河口家具製作所でも珍しくありません。小さなお子さんが生まれたあとも、角のない形は安心感があります。壁付けができないため、ある程度のスペースは必要ですが、空間に余裕がある方にはぜひ試していただきたい形です。

お客様の声(30代・夫婦2人暮らし) 「新婚当初は正方形テーブルでした。向かい合って食事するのが好きで。子どもが生まれてからは安全性を考えて楕円形に買い替えました。角がないし、子どもが大きくなっても4人で使えるサイズにしたので、長く使えそうです」

「今2人だけど、将来は?」を正直に考える

2人掛けテーブル選びで、もっとも後悔が多いのがこのポイントです。「今」だけを基準に選ぶと、数年後に買い替えが必要になることがあります。

子どもが生まれる可能性がある場合

子ども1人が加わると、座席数だけでなく、椅子の横に立って食事の世話をするスペースも必要になります。3〜4人を想定したサイズを最初から選ぶか、伸長式にしておくと変化に対応しやすくなります。

来客の頻度が多い、または増えそうな場合

普段2人でも、週末に友人が来る頻度が高いなら、伸長式は検討に値します。普段はコンパクトに、必要なときだけ広げられる機能は、2人暮らしのテーブルとして非常に相性がいい選択肢です。大川の職人がつくる伸長機構は、繰り返しの開閉に耐えられる精度が求められる、実は高い技術が必要なパーツです。毎日開け閉めしても長く使えるものを選びたいですね。

引越しの予定がある場合

次の部屋の広さや間取りが未定なら、汎用性の高いサイズを選んでおく方が無難です。極端にコンパクトなテーブルは、広い部屋に移ったときに物足りなく感じることがあります。

お客様の声(20代・一人暮らし) 「ひとり暮らし用にと思って幅60cmの折りたたみテーブルを買ったんですが、半年後に彼女と同棲することになって。2人では小さすぎて、結局すぐに買い替えました。最初から少し大きめにしておけばよかったです」

「価格÷使用年数」で考えると、少し余裕のあるサイズを選んだ方が、長い目で見てコストパフォーマンスが良いことは意外に多いものです。たとえば8万円のテーブルを10年使えば、年間8,000円。3万円のテーブルを2年で買い替えれば、年間15,000円。丁寧につくられた一台は、結果として暮らしに優しい選択になることがあります。

【ここに画像挿入:伸長式テーブルを広げた状態と収納状態の比較(2人暮らしでの活用イメージ)】

2人の部屋に合うサイズの確認方法

テーブルのサイズが決まったら、次に確認したいのが部屋への収まり方です。2人暮らしに多い1K・1DK・1LDKのダイニングスペースは限られていることが多く、テーブル本体のサイズだけを見ていると「置けたけれど窮屈」という事態になりかねません。

テーブルの周囲に必要なスペースの目安は次のとおりです。

  • 椅子を引いて座るには、テーブル端から約60〜75cm
  • 椅子の後ろを人が通るなら、壁からテーブル端まで100〜110cm
  • 椅子を収納した状態で通るだけなら約60cm

搬入経路の確認も忘れないようにしてください。玄関・廊下・ドア幅は、テーブル購入前に必ずメジャーで測っておきましょう。特に2人暮らしのマンションや賃貸は、廊下が思ったより狭いことがあります。

確認の方法として、マスキングテープで床にテーブルの大きさを仮置きする方法がおすすめです。実際に椅子を引く動作をしてみると、数字だけではわからない感覚を確かめることができます。

スタッフより 「特に1Kや1DKのお部屋では、テーブルの幅より奥行きを絞った方がすっきり見えることが多いです。幅100cm・奥行き60cmのような縦長のテーブルは、横幅のあるテーブルより部屋を広く使えることがありますよ。バーチャルショールームでも実際のサイズ感を確認できますので、ぜひ活用してみてください」

素材と色は「2人の毎日」に正直に選ぶ

素材と色の詳しい比較はダイニングテーブルの選び方ガイドをご参照いただくとして、2人暮らし固有の視点をひとつお伝えします。

2人暮らしのテーブルは、4人家族のテーブルと比べてメンテナンスの目が届きやすい反面、食事以外の用途で使う時間が長くなりがちです。朝のコーヒー、昼のテレワーク、夜の食事、そのあとの読書。1日のなかで何度も触れる天板だからこそ、素材の質感は毎日の気分に小さな影響を与え続けます。

小さなお子さんがいない2人暮らしでは無垢材の選択肢も現実的になりますが、テレワーク中心の方はマウスやキーボードの傷が気になることも。そうした場合に河口家具製作所がおすすめしているのが、アイカ工業のメラミン天板です。クレヨンや食べこぼしはもちろん、マウスの擦れにも強く、水拭きだけで日々の汚れが落とせます。

「これ、本物の木じゃないんですか?」と驚かれるお客様が多いのも、このメラミンの特徴です。木目の表情や色の深みが、無垢材に近い質感で再現されています。2人の食卓に朝の光が差し込むとき、天板の木目がやわらかく輝く。そんな瞬間を、お手入れの手間なく日々楽しめる素材です。

色選びで迷ったときの目安は、「床の色より少し明るいトーンを選ぶ」こと。2人暮らしの部屋は床材が空間全体に占める割合が高く、テーブルの色が床と近すぎると重たく沈んだ印象になりやすいです。河口家具製作所のトープ系・グレージュ系の淡色カラーは、明るい床にも濃い床にも馴染みやすく、模様替えや引越しがあっても長く使い続けやすい色味です。

まとめ|2人の食卓から、暮らしを設計する

2人掛けテーブルの選び方を振り返ります。

まず、自分たちの食卓でどんな時間を過ごしているかを正直に書き出すこと。食事専用か、仕事や趣味も兼ねるか。来客の頻度は。将来の家族構成の変化は。この問いへの答えが出るだけで、必要なサイズと形はかなり絞り込まれます。

その次に、テーブル本体のサイズと部屋への収まり方を、動線まで含めて確認する。マスキングテープで仮置きしてみると、数字だけではわからない現実感がつかめます。

素材は理想と現実のバランスで選ぶこと。手入れを「豊かな時間」と思えるなら無垢材を。忙しい毎日のなかで気軽に使いたいならメラミンを。どちらが正解ということはなく、2人の暮らし方に正直に選んでいただくのがいちばんです。

2人の食卓は、暮らしの小さな設計図です。毎朝コーヒーを飲む場所、夜ごはんを一緒に食べる場所、そして週末の午後にそれぞれの時間を過ごす場所。その時間に長く寄り添える一台に、どうか出会っていただければと思います。

河口家具製作所は、1959年に大川市で創業して以来、「目くばり、気くばり、心くばり」の精神でテーブルをつくり続けてきました。2人のための一台も、10年・20年と使い込むほどに愛着が増していく。そんな家具をご提案できることが、私たちの誇りです。

4人・6人での使い方を見越して選びたい方は、4人掛けダイニングテーブルの選び方6人掛けダイニングテーブルの選び方もあわせてご覧ください。

河口家具製作所の2人掛けテーブルは、さまざまなサイズ・素材・デザインを取りそろえています。気になった方は、ぜひ商品一覧ページをご覧ください。 (ダイニングテーブル一覧ページへの導線を設置することを推奨)

「実物の素材感やサイズ感を確かめたい」という方は、バーチャルショールームもご活用ください。自宅にいながら、テーブルと椅子の組み合わせや空間での見え方を360°の視点で確認できます。※バーチャルショールームの品揃えは随時変更されております。

ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。河口家具製作所のスタッフが、2人の暮らしに合う一台を見つけるお手伝いをいたします。

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